前回の記事では、Seeniveを活用することが選択肢の拡張につながる、というお話をしました。 Cohodataなどの代行サイトを使えば、誰でも個人輸入が行え、それにより、今まで見えていなかったオプションが突如として目の前に現れる、という仕組みです。 Seeniveは、そのような選択肢を広げることの一例としてご紹介しました。
今回は、なぜこのような発想が、資産構築にまでつながるのか、ご説明します。選択肢を広げると、それらを精査するようになります。そして、その中から、一番理想的なものを選び取ることができます。一番安くて、一番信頼できる物品といった具合です。これを積み重ねていけば、日々のあらゆる出費がどんどん抑えられます。携帯電話のプランの見直し、ビールの銘柄の見直し、スポーツジムの見直し。そうです、見直す、ことが増えるのです。
これこそが、お金を貯めるための秘訣。あらゆる出費を見える化する、という表現が最近では、トレンドかもしれませんが、要は、自分で把握できるようにすることです。このように、日々、意識するだけで、すごいことがおきます。出費のコントロールです。誰かに不意に「毎月、いくら使っていますか?」と聞かれても、即答できるのが、理想的状態です。どれだけお金を稼いでいても、気にしないで使っていたら、全くお金は貯まりません。人は、どれだけお金を稼げるのか—つまり年収など—にはものすごく気を使うのに、毎月、いくら使っているのかは、往々にして、軽視しているものです。この点に気付けるかどうかが、未来を左右します。選択肢を増やす→日々の出費を抑える→継続的な節約→収支のバランスを意識する→毎月、お金がプラスになる、という循環を是非ともご活用ください。